毎月レポート9月号<時事> 新米の季節到来 新米の美味しい食べ方
田んぼが黄金に染まる9月は「新米」の季節でもあります。普段から主食として口にしているお米ですが、やはり新米はひと味違います。今月は新米をより美味しく頂くためのコツを紹介します。
新米とは、生産された年の12月31日までに袋詰めされた精米のことをいいます。収穫量の多い北陸や東北の新米は9月下旬以降から収穫が始まり、その後店頭に登場します。水を吸収しやすいという特徴を持ち、炊きあがったお米はツヤがあり、柔らかく粘りのある食感や甘みを味わうことができる新米。上手に炊きあげるコツを覚えるだけで、自宅で毎日美味しいお米が食べられます。
①正しく計る、優しく洗う
計量カップを使ってお米の量を正しく計りましょう。コップに山盛りになった場合は、指やお箸などでスライドさせて、カップぴったりに計ります。炊きあがりの水加減に影響してくるので、計量はとても大事です。また新米の洗い方は優しくかき混ぜる程度、3~4回すすぐ程度でも十分です。あまりごしごし洗い過ぎると、粒が潰れてしまいます。
②水の量を少し減らす
洗米したお米は30分から120分程度、水に浸して吸水させ、炊きあげます。水分量は通常より10%ほど少なめ、目安として目盛りの1、2㎜少なめ目に設定します。炊飯器の設定は早炊きモードにして炊くとよいでしょう。
③炊きあがりはまぜる
炊きあがったお米は10分程度ふたを閉めたまま蒸らします。その後、余計な蒸気を飛ばして空気を入れるため、釜の底を掘り起こすイメージでまぜます。この一手間でふわっとした食感が生まれます。
炊飯器でも十分美味しく炊きあがりますが、雰囲気を変えて土鍋で炊いてみたり、おひつに入れて保存したりすると、よりお米のおいしさが実感できるかもしれませんね。食欲の秋は、美味しいお米からスタートしてみませんか。
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